ツール / フレートクラス計算

フレートクラス計算ツール

荷物の寸法・重量・個数を入力すると、密度(lb/ft³)と、NMFCの13区分の密度区分にもとづく推定フレートクラスが表示されます。

貨物明細
密度9.4 lb/ft³
推定フレートクラス10013区分の密度区分による
合計500 lb・53.3 ft³
密度フレートクラス
50lb/ft³以上クラス50
35lb/ft³以上クラス55
30lb/ft³以上クラス60
22.5lb/ft³以上クラス65
15lb/ft³以上クラス70
12lb/ft³以上クラス85
10lb/ft³以上クラス92.5
8lb/ft³以上クラス100
6lb/ft³以上クラス125
4lb/ft³以上クラス175
2lb/ft³以上クラス250
1lb/ft³以上クラス300
0lb/ft³以上クラス400

※全荷物を合算した密度1つから推定したクラスです。品目ごとのクラスが定められた品目は密度では決まらないため、最終的には運送会社またはNMFTAのClassIT(+)でご確認ください。

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フレートクラスとは?密度で決まる仕組み

フレートクラス(Freight Class)とは、米国のLTL(小口トラック輸送)で貨物の運びやすさを表す等級です。NMFTAが管理するNMFC(National Motor Freight Classification)に定められており、クラス50から500までの18段階があります。数字が小さいほど運びやすい貨物とされ、運賃も低くなる方向です。

クラスは密度(density)・取扱い(handling)・積付け性(stowability)・責任(liability)の4要素で決まります。密度とは1立方フィートあたりの重量(lb/ft³)のことで、重量のわりにかさばる貨物ほど密度が低く、クラスの数字は大きくなります。LTLでは一般的に密度が高いほど運賃が下がる傾向にありますが、常にそうなるとは限りません。

2025年7月19日施行のDocket 2025-1で、対象品目の分類は品目ベースから密度ベースに切り替わりました。標準の密度区分(density scale)も従来の11区分から13区分となり、30lb/ft³以上の高密度側がクラス60・55・50の3区分に分かれています。この密度区分のクラス範囲は50~400で、18段階全体(50~500)とは別のものです。

ただし、密度区分が標準となるのは、取扱い・積付け・責任の面で問題のない品目です。問題のある品目には品目ごとのクラスが残っているため、NMFC品目番号(アイテム番号)の確認が必要です。また、NMFCは任意の基準で、運送会社が独自に公表したタリフがあればそちらが優先される場合があります。このツールの結果は、あくまで密度からの推定値です。

密度(lb/ft³)=総重量(lb)÷総容積(ft³)

密度とフレートクラスの計算方法

密度は、荷姿(パレットや木箱など、1つにまとまった取扱単位)ごとの外寸と重量から求めます。寸法は、パレットや梱包を含めた引き渡す状態で、最大の縦・横・高さをインチで測ります。貨物がパレットからはみ出している(オーバーハング)場合や突起がある場合は、その端までを含めます。

縦×横×高さ(in)を1,728で割ると、立方フィート(ft³)になります。1ft³=12×12×12=1,728in³だからです。重量は商品・梱包材・パレットをすべて含めた総重量を使い、商品本体だけの正味重量(Net Weight)は使いません。

  1. 荷姿ごとに、オーバーハングや突起を含む最大の縦・横・高さをインチで測ります。
  2. 縦×横×高さを1,728で割ってft³を求め、同じ荷姿が複数あれば個数を掛けます。
  3. パレットと梱包材を含めた総重量(lb)を計量します。
  4. 総重量をft³で割り、密度(lb/ft³)を出します。
  5. 密度を13区分の密度区分に当てはめ、該当するクラスを確認します。
  6. 品目ごとのクラスが定められていないか、NMFC品目番号で確認します。

GMAパレット(48×40in)1枚の計算例

米国の標準的なパレットであるGMAパレット(48×40in=1,219.2×1,016.0mm)に貨物を積み、パレット込みの外寸が48×40×48in、総重量が900lbの場合で計算します。重量には貨物・梱包材・パレットがすべて含まれます。

外寸(パレット込み)48×40×48in
容積(in³)92,160in³
容積(÷1,728)53.33ft³
総重量900lb
密度(900÷53.33)16.88lb/ft³
該当区分(lb/ft³)15以上22.5未満
推定クラスクラス70
メートル換算(容積・重量)1.510m³・408.2kg
密度(メートル換算)270.3kg/m³

よって、密度は16.88lb/ft³(ツール上の表示は16.9)となり、15以上22.5未満の区分に入るため、推定クラスは70です。ただし、品目ごとのクラスが定められた貨物であれば密度にかかわらずそのクラスが適用されるため、NMFC品目番号もあわせて確認しましょう。

密度区分とフレートクラスの対応表

Docket 2025-1による13区分の標準密度区分です。各区分は下限を含み、上限を含みません(例:ちょうど15lb/ft³はクラス70)。品目ごとのクラスが定められた品目には適用されません。kg/m³は参考換算です。

密度(lb/ft³)密度(kg/m³・参考)クラス
1未満16.0未満400
1以上2未満16.0以上32.0未満300
2以上4未満32.0以上64.1未満250
4以上6未満64.1以上96.1未満175
6以上8未満96.1以上128.1未満125
8以上10未満128.1以上160.2未満100
10以上12未満160.2以上192.2未満92.5
12以上15未満192.2以上240.3未満85
15以上22.5未満240.3以上360.4未満70
22.5以上30未満360.4以上480.6未満65
30以上35未満480.6以上560.6未満60
35以上50未満560.6以上800.9未満55
50以上800.9以上50

よくある間違い

  • 商品本体の寸法だけを測る:梱包・パレット・オーバーハングを含めないと容積が小さくなり、密度が実際より高く出ます。クラスを低く申告することになり、運送会社の再計量・検査で修正される原因となります。
  • パレットや梱包材の重量を入れない:密度が低く出て、別の区分に入ることがあります。例えば48×40×48in(53.33ft³)で総重量820lbなら15.375lb/ft³でクラス70ですが、パレット約37lbを引いた783lbで計算すると14.68lb/ft³でクラス85になります。
  • 寸法を切り下げて記入する:数インチの差でも区分の境界を越えることがあります。48×40in・440lbで実測の高さが50inなら55.56ft³・7.92lb/ft³でクラス125ですが、48inと記入すると53.33ft³・8.25lb/ft³でクラス100となり、過少申告として再分類(リクラス)の対象になります。
  • すべての品目が密度で決まると考える:取扱い・積付け・責任の面で問題のある品目には品目ごとのクラスがあり、密度区分は適用されません。NMFC品目番号での確認が必要です。
  • 複数の荷姿をまとめて1つの密度で計算する:NMFC Item 110 Sec. 8(d)では、荷姿ごとに密度を求めるのが原則です。総重量÷総容積で1つにまとめるのは、輸送書類に総重量しか記載しない場合の例外です。このツールは全荷物の合算で判定するため、荷姿ごとの結果が必要なら、荷姿1つにつき1回ずつ計算しましょう。

フレートクラスとは?

フレートクラスは、米国のLTL(小口トラック輸送)で使われるNMFCの貨物等級で、クラス50から500までの18段階があります。密度・取扱い・積付け性・責任の4要素で決まり、数字が小さいほど運びやすい貨物とされ、運賃も低くなる方向です。2025年改定の標準密度区分(13区分)が扱うのは、このうちクラス50~400です。重量のわりにかさばる低密度の貨物ほど、クラスの数字は大きくなります。

NMFCのフレートクラスを密度から計算する方法は?

パレットや梱包を含めた荷姿の最大の縦・横・高さ(インチ)を掛け、1,728で割って立方フィート(ft³)を求めます。次に、パレット・梱包材込みの総重量(lb)をft³で割ると密度(lb/ft³)になります。この密度を13区分の密度区分に当てはめるとクラスがわかります。例えば48×40×48in・900lbなら、53.33ft³で密度16.88lb/ft³となり、15以上22.5未満の区分でクラス70です。

密度が低いとクラスが高くなるのはなぜですか?

密度は、貨物が占める空間に対してどれだけ重量があるかを示す指標で、クラスを決める4要素(密度・取扱い・積付け性・責任)の1つです。重量のわりに場所をとる低密度の貨物ほどクラスの数字が大きくなり、運賃は高くなる方向です。反対に、重くてコンパクトな高密度の貨物ほどクラスは低くなります。LTLでは一般的に密度が高いほど運賃が下がりますが、常にそうなるとは限りません。

申告したクラスが間違っていたらどうなりますか?

ODFLのタリフ(Item 367)では、BOL(Bill of Lading、荷物受領書)の情報が不完全・不正確だと判断した場合、運送会社が再計量・検査・密度の確認を行えると定めています。Estesは予告なしに計量でき、NTEP認証の計量器を使うとしています。クラスが修正されると手数料がかかる場合があり、金額は運送会社によって異なります。例えばODFLは検査後の再分類(リクラス)で1件25ドルに加え、運賃・燃油サーチャージ・追加費用を再計算します。Saiaは検査・再計量で長距離輸送の運賃(linehaul)を修正した場合に1件44ドル、Estesは品目検査20ドル・計量20ドルです。

すべての品目が密度でクラス分けされますか?

いいえ。2025年7月19日施行のDocket 2025-1で対象品目は密度ベースの分類に切り替わりましたが、13区分の密度区分が標準となるのは、取扱い・積付け・責任の面で問題のない品目です。問題のある品目には品目ごとのクラスが残っているため、NMFC品目番号(アイテム番号)で確認が必要です。また、NMFCは任意の基準で、運送会社が独自のタリフを公表していればそちらが優先される場合があります。

なぜ1,728で割るのですか?

1立方フィートは12×12×12=1,728立方インチだからです。縦×横×高さをインチで測って掛けた値(in³)を1,728で割ると、密度の計算に使う立方フィート(ft³)になります。例えば48×40×48inなら92,160in³で、1,728で割ると53.33ft³です。

パレットが複数ある場合は合算で計算しますか?

NMFC Item 110 Sec. 8(d)では、密度は荷姿ごとに求めるのが原則です。総重量÷総容積で1つの密度にまとめるのは、輸送書類に総重量しか記載しない場合の例外です。このツールは入力したすべての荷物を合算した密度1つからクラスを推定するため、荷姿ごとの密度・クラスが必要な場合は、荷姿1つにつき1回ずつ計算しましょう。

フレートクラスとNMFC品目番号の違いは?

フレートクラスは50~500の等級そのもので、NMFC品目番号(アイテム番号)は品目ごとに付けられた番号です。品目番号によっては、密度にかかわらず固定のクラスが定められています。品目番号とクラスは、NMFTAのClassIT(+)で調べられます。ClassIT(+)にはDensity Calculatorもあり、品目ごとに1行で密度を表示します。

2025年にフレートクラスの何が変わりましたか?

2025年7月19日に施行されたDocket 2025-1で、対象品目の分類が品目ベースから密度ベースに切り替わりました。標準の密度区分も従来の11区分から13区分に増え、30lb/ft³以上の高密度側が30以上35未満はクラス60、35以上50未満はクラス55、50以上はクラス50に分かれました。

cm・kgで入力できますか?

できます。単位の切り替えでメートル法(cm・kg)を選ぶと、寸法をcm、重量をkgで入力できます。ただし、結果は単位の設定にかかわらず、常にlb/ft³・lb・ft³で表示されます。密度をkg/m³で確認したい場合は、1lb/ft³=16.01846kg/m³で換算してください。

計算したクラスがそのまま適用されないのはどんな場合ですか?

品目ごとのクラスが定められた品目や、運送会社のタリフに別の規定がある場合です。例えば上に積めない荷姿は、運送会社の判断で高さを96in以上として扱うことがあります(ODFL Item 490、Saia 170-D Item 111-2e)。また、運送会社によっては低密度の大口貨物に最低料金(ミニマム)の規定があり、ODFLでは750ft³以上かつ平均6lb/ft³未満の場合、ft³×6lbを重量とみなしてクラス125の料率を適用します。これらはこのツールに反映されていません。

出典

計算はすべてお使いのブラウザ内で行われ、数値は公開されている規格や運送会社の公表値、代表的な公称値に基づくため、ブッキングの前に、利用する船会社・航空会社・運送会社の数値とご照合ください。

最終確認日:

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